三浦未来さん(2025年 ママ Webデザイン講座 卒業生)
今回は2025年にWebデザイン講座を受講し、受講料無料キャンペーンに選出された三浦未来さんにお話を伺いました。
ー 受講前の仕事、家庭環境、ライフスタイルについて教えてください。
フリーランスで演劇関係の仕事をしていますが、それだけでは生活が難しいためアルバイトもしています。
演劇の仕事は公演期間以外は在宅作業の方が効率的なこともあり、自宅で取り組んでいます。
しかし、アルバイトは在宅でできる良い仕事がなかなか見つからず、出勤が必要です。
そのため移動時間などのロスが生じ、生活の中で効率の悪さを感じることが地味にストレスになっていました。
さらに、アルバイトは1ヶ月単位のシフト制のため、提出後の変更が難しく、演劇の仕事を受けられないことも過去に何度かありました。
ー 今回受講したスキルに興味を持ったきっかけは何ですか?
演劇の仕事では、チラシや公演グッズの作成、公演や劇団公式サイトの編集などを、言われるままにボタンを押す程度で行ったことがありました。
また、アルバイトでも新商品のPOP作成など、常に何かしらデザインに関わる業務を頼まれることが多く、Excelや手書きで何とか対応してきました。
しかし、デザインソフトを使いこなせるわけではないため自分のスキルとして自信はなく、サイト編集も理解しながら作業していたわけではなかったので効率も悪い状況でした。
「この状況を何とかしたい!」と思っていたときに、Fammスクールのバナー広告を目にして興味を持ちました。
ー (受講前において)今回受講したスキルとPCスキルはどのような状態だったのか教えてください。
Adobeソフトは、どうしてもそのソフトでなければならないときは、やりたい作業方法を都度ネットで調べ、分からなかったりうまくできなければ別の方法を再度調べる…ということを繰り返し、なんとかやり過ごしていました。
そのソフトでなくても対応できる場合は、Excelや手書きなど別の方法で作業していました。
また、HTMLやCSSについては全くの無知で、公演や劇団公式サイトに1行文章を追加したいだけでも、常にデザイナーさんに編集を委託している状態でした。
ー スクールに通うことへの不安はありましたか?(時間、費用、スキル習得など)
「本当にスキルを習得できるのか」という不安が一番強かったです。
受講前にPhotoshopの使い方やHTML・CSSの本を本屋で少し見てみましたが、内容が理解できないだけでなく、それぞれの本の違いや見やすさすら全く分かりませんでした。
「これを本当に1ヶ月で理解できるようになるのだろうか」という思いで初回授業を迎えたことを覚えています。
また、自分がこの全く理解できそうにない内容を1ヶ月間続けて勉強できるのかという不安もありました。
ー 講座内容で印象に残っていること、役に立ったことは何ですか?
デザインは色に頼らず、まずは白黒で作成した方が良いということを学びました。
デザインにも「アクセシビリティ」があることを初めて知り、色に頼って作成すると色弱の方々には伝わりにくいデザインになってしまうと知ったときは衝撃でした。
また、HTMLにおいても、目の見えない方が音声で読み上げて利用することを考慮してコーディングする必要があるということを学びました。
これらの知識は独学では絶対にたどり着けなかったと思います。
デザインをすることに良い意味で責任を感じるようになり、このような視点を強みにできるデザイナーになりたいという明確な目標ができました。
ー 「学習」と「仕事(家事、育児も含む)」の両立について、工夫したことを教えてください。
まず、学習のペースをつかむまでは家族にさまざまなことを依頼し、甘えるようにしました。
私の場合、受講を申し込んでから初回講義までに半月ほどあったので、その間に依頼したい家事のやり方を事前に共有し、準備を整えて初回講義に臨みました。
普段やらないことを家族に手伝ってもらうと、かえって仕事が増えてイライラしてしまうこともありますが、事前にやり方を共有できたことで、スムーズに家事を任せることができました。
また、料理は炊飯器調理やレンジ調理など、スイッチを押すだけでその間に別のことをしていても料理が完成するメニューを多用しました。
洗濯物についても、普段は電気代を気にして洗濯機能しか使っていませんでしたが、受講中は全自動の洗濯乾燥機能を活用しました。
一つひとつは少しの時短に過ぎませんが、積み重ねると想像以上にまとまった時間を確保できることも多く、この時短術は今後も積極的に活用していきたいと思っています。
ー クラスメイトとの交流はありましたか?
Xでのコメント投稿を通じて励まし合っていました。
個人的なやり取りはしていませんでしたが、DiscordやXでのクラスメイトの投稿は良い刺激となり、悩んでいるときなども励ましのコメントに元気づけられることが何度もありました。
ー サポート体制について、利用した感想を教えてください。
Fammにはさまざまなサポート体制がありますが、私が利用して特に良かったのは「LIVE講義アーカイブ見放題」のサポートです。
授業後すぐにアーカイブを視聴できたことで、分からなかった部分や聞き逃した部分をすぐに確認できました。
また、何度でも止めながら自分のペースで再生できるため、メモを取ったり実際にソフトを操作したりしながら学習でき、とても使いやすかったです。
LIVE講義だけではついていけない部分もありましたが、アーカイブが無料で見放題であること、さらにDiscordで先生にいつでも質問できて回答をいただけることにより、想像していた以上にしっかりとスキルが身についている感覚があり、楽しく受講できました。
卒業後の今でも覚えきれていない部分をアーカイブで復習していますし、応用講座の見放題も早速活用しています。
ー 今後、目指していく働き方について教えてください。
時間の自由さや家族との時間を大切にしたいので、フリーランスとして活動したいと考えています。
演劇関係の仕事では、現在はすべて委託しているWebデザイン、広告物の作成、SNS運用、ロゴ・グッズデザイン、動画編集、カメラ撮影などを自分で引き受けて収入を得たいと思っています。
また、委託する場合でも自分が知識やスキルを持っていれば、よりこだわったものを依頼できるようになりたいです。
さらに、公演と公演の合間に今はアルバイトをしていますが、その部分を自分がメインで関わっていない劇団や公演のWebデザインや広告物の作成などの業務を委託で受け、収入を得られるようにしたいと考えています。
加えて、日本の伝統文化を残したり広めたりする活動をしたいという思いがあるため、学んだスキルを生かしてできることを探していきたいです。
ー Fammスクールをおすすめするポイントを教えてください。
1ヶ月という短い期間で学べるうえ、私が調べた限りでは他のスクールよりも費用が安かったです。
デザインソフトの無料利用やレンタルPCの制度もあり、デジタル関係の仕事に全く関わったことがない方でもスタートしやすい環境がFammには整っていると思います。
また、LIVEでの受講ができて先生に直接質問できる場があることに加え、アーカイブで復習し放題、さらに卒業後は全ての講座が学び放題というのは他のスクールにはない魅力です。
ママさんだけでなく、スキルアップを目指したいすべての女性におすすめできるスクールだと思います。
ー 受講を迷っている方、または既に受講を予定している方に向けてアドバイスをお願いします。
私は仕事でWebデザインなどの業務を委託する側でした。
たった一行の文章や一カ所の編集でさえ、すべてデザイナーさんに依頼しなければならず、「これが自分でできたらどんなに楽だろう」と何度も思ってきました。
受講したことでWebの仕組みやデザインの作り方を自分で理解できるようになり、卒業したての私でも簡単なものであれば編集できるスキルをすでに身につけています。
これまでWebデザインなどのデジタル分野はイメージだけで難しく感じ、自分がやるという考えには至りませんでした。
しかしデジタル時代の今、仕事はもちろん、SNSの個人投稿でもバナーや編集された動画が当たり前に使われています。
広告物も多くがバナーから公式サイトへとつながっており、学んだスキルには必ず需要があると思います。
学習中は自信をなくしたり、自分のやる気やスケジュールとの戦いになることもあるかもしれませんが、頑張って乗り切ってください。
節約を頑張ればまとまったお金が貯まるように、努力すれば卒業後に必ず得られるものがあります。
私もまだスタートラインに立ったばかりですが、一緒に頑張りましょう。