家族の後押しで始めたママ専用スクール 誰かの役に立てることに気づき、自信を持てるようになるまで
Fammママ専用スクールの卒業生にインタビュー。
今回は、Webデザイナーコースを卒業された前田杏奈さんにお話を伺いました。
何か手に職をつけたいとは思っていたけどなかなかきっかけが持てずにいた前田さん。一歩踏み出した結果、手に入れた大切なものは何か。卒業生の生の声をぜひご覧ください。
いつかやってみたいとは思っていたけど、動くことができずにいた
――受講前のキャリアについて教えてください。
直近のお仕事は、2年ほど派遣社員として建築設備商品のショールームでアドバイザーとして接客をしていました。妊娠時に切迫早産で休職をしないといけなくなってしまったので、それをきっかけに退職をすることとなりました。
――パソコンやWebはお仕事で利用していましたか?
仕事も接客がメインだったので、ほとんど知識はなかったです。元々パソコンは得意というわけでもないですし、あまり馴染みがなかったです。
――産後の復職や就職は考えていらっしゃいましたか?
働きに出たい気持ちはあったのですが、子供が小さかったので今はまだ難しいかなと思っていました。ショールームの仕事への復帰も可能ではあったんですが、復帰するにはインテリアコーディネーターとカラーコーディネーターの資格が必要で…。小さい子供を抱えながら、学校に通って資格を取ることも難しかったので、その道は選びませんでした。そのタイミングで実家の八百屋の事務員さんが退職されることになり、代わりに私が働くことにしたんです。
――Webデザインや在宅ワークにご興味を持たれたきっかけは?
結婚するまではフルタイムで働いていても自分の時間を取ることができたのに、子供ができてからは自分の時間が取れなくなってしまって、育児をしながら何かをするということに限界を感じていました。どうにか家事や育児をしながら、バランスをとって仕事ができないかと考えていた時にfammの広告を目にして、「Webデザイナーになれば、在宅でも仕事ができるかも!」と興味を持ちました。
大学時代には「色彩心理学」を専攻していて色彩については勉強をしていたり、前の職場でたくさんのデザインを見る機会があったので元々デザインには興味がありました。それもあって、やってみたいなという気持ちになったんです。
――実際に受講しようと思ったのはどういうタイミングだったんですか?
広告でFammのことを知ったのはずいぶん前だったんですが、ずっと気になっていて心の端に忘れないように置いてありました。「いつかできたらいいな」「手に職をつけれたらいいな」「デザインの勉強をできたらいいな」くらいの気持ちをずっと持っていたんです。そんな時に、新型コロナウイルスが流行し始めました。空港で働いている主人の仕事にも影響が出てしまって、どうにか生活費の貢献をしたいと思った時に、Fammのことを思い出しました。「今がタイミングだ!」と思って、そのまま説明会の申し込みをしました。
家族も後押ししてくれたから始められた
――説明会に参加されてどういう印象を持たれましたか?
電話説明会でWebデザイン講座の内容を聞いて、まず感じたのは「とても楽しそう!」という気持ちでした。ママ専用ならではのシッター紹介や少人数で学ぶことが出来る受講環境、1ヶ月で学べるカリキュラムなど自分にとって良い条件が揃っていて魅力的でした。卒業後も卒業生コミュニティーの利用ができることや応用講座で継続的に勉強をできるというところにもメリットも感じました。
一方で、1ヶ月という短い期間でスキルを身につけるためには、しっかりと勉強しないとダメだなということも感じました。説明会後、実家で家族が揃っている時に、講座を受講してみたいことと本当にスキルを身につけることができるのか不安であることを相談したんです。そしたら「やってみないとわからないこともあるから、頑張ってみたらいいよ。サポートもするよ」と主人も両親も後押ししてくれたので受講を決めることができました。
――家族が応援してくれるのは嬉しいですね。
父が経営している八百屋もコロナの影響で売り上げがダウンしていたんです。それで、通信販売ができたらいいなと話していたこともあって。私にWebサイトを作ってもらえると考えて、応援してくれたんだと思います。誰かの役に立てるかも知れないというのはとても嬉しくて、頑張ってみようという気持ちになりました。
――たくさんのWebデザイン講座がある中でなぜfammを選ばれたのですか?
「子供と一緒に学ぶことができる」ことがFammを選んだ1番の理由です。何か自分のことを始める時に、わざわざ子供を預けてとなると大変だと感じる部分がありました。なので、ライブ配信で自宅で受講ができて、さらにシッターさんが家まで来てくれることは魅力的でした。これなら集中して学ぶことができると感じましたし、私にもできるかもと思ったんです。説明会でもその点について詳しく説明いただいて、自分にとって良い条件が整っていることを改めて確認できました。なので、他のWebデザイン講座と比較することなく、申し込みをしました。
シッターのおかげで子供が近くにいても安心で集中して受講できる
――実際にWebデザイン講座を受講してみていかがでしたか?
最初は楽しそうという気持ちで始めたのですが、学習が進んでいくと難しいと感じる場面もありました。事前に聞いていたことではありましたが、1ヶ月でスキルを身につけるには、講座以外の時間もしっかり勉強をする必要がありました。でも、講師の先生もわかりやすく教えてくださったこともあり、楽しみながら受講することが出来ました。
――毎講座後に課題が出ていましたが、復習や課題をやる時間はどのように取られていましたか?
講座の時間はシッターさんが来ていただいて集中して受講できたんですが、それ以外の時間となると日中はなかなか時間が取れなかったです。復習や課題ができる時間は、子供の寝た後の2~3時間程度でした。夜遅くに勉強するのは大変かなと最初は思っていたんですが、いざ勉強し始めると楽しくて!夢中になってあっという間に時間を過ごしていました。
――学習している中で難しいと感じたことはありましたか?
バナー制作などのデザインに関しては模写などもなんとかできるようになりましたが、HTMLとCSSのコーディングが特に難しかったです。講師の先生の話を聞きながら手を動かせる受講中は分かっているけれど、いざ一人で課題をやろうと思ったらなかなか上手くできないこともあって、何度も挫けそうになりました。
――そういうときはどのように乗り越えられたんですか?
講座の前後に講師の先生に質問したり、クラスのFacebookグループを利用していました。クラスのFacebookグループでは、他の受講者さんの質問が私も悩んでいた部分だったりしたので、それを見て疑問を解決することもありました。質問内容をグループ内で共有できるのは、学びが多くてよかったです。また、他の受講者さんも同じような環境で頑張っているということが伝わってきて、私も頑張ろうと思えました。
――シッターサービスはいかがでしたか?
来ていただいたシッターのみなさん、気を遣ってくださる方が多くてとても良かったです。4ヶ月の子供を保育園や託児所に預けてまで勉強をするということは難しいので、シッターさんが来ていただいて子供のそばで勉強できる環境はとてもありがたかったです。
――卒業後、最初にされたお仕事はどのようなものでしたか?
最初に制作したのは、受講の後押しをしてくれた父が経営している八百屋のWebサイトでした。ECサイトとして野菜の販売をしたいという希望もありましたが、正直本当に制作できるのか不安に思っていました。自分で1からコーディングをするのはハードルが高いと感じていたんです。
そんな時、Facebookの卒業生コミュニティーでホームページ作成サイトを利用して作ることができることを知りました。講座でしっかりと勉強していたおかげでコーディングの内容は理解できたので、それを使ってオリジナルのサイトを作ることができました。今までは自分で作ってみようなんて思ったこともなかったWebサイトを、受講をきっかけに自分で作れるようになったのは嬉しいです。そのサイトは、日々更新して野菜の販売にも活用できています。
――Facebookの卒業生コミュニティーが情報源になったんですね。
そうなんです。卒業後も時々覗いていて、他の受講生の声がリアルに聞こえるので良い勉強になります。それに、卒業生限定の勉強会にも何度か参加させてもらっています。講座を受けて終わりではなく、卒業後にもデザインなど添削してもらえる機会があるのはとても魅力的なサポートだと思っています。
――サイト制作以外にはどのようなことをされましたか?
友達から名刺やチラシのデザインの依頼も受けました。あと、実は母もアクセサリーデザインのお店を経営していて、そのお店からもサイト制作や名刺のデザインの依頼をいただいているところです。今後はココナラでもお仕事の受注ができたらと考えています。
一歩踏み出すことでたくさんの良い縁へと繋がる
――チラシや名刺など印刷物のデザインもされるんですね。
そうなんです。デザインの講座を受講したという話をしたら、印刷物の依頼も来るようになりました。今はWebデザイン講座では習っていないIllustratorも名刺やチラシのために勉強しています。今は独学ですが、今後は卒業後の応用講座でも学ぶ予定です。無料で学べるので、Illustratorだけではなく色々身につけたいと思っています。
――卒業後も勉強を続けられてるんですね。
Webデザイン講座を受講したことが一つのきっかけとなってたくさんのチャレンジへと繋がっています。有名なWebデザイナーさんの作品などを見ると、しっかりと自分らしさを持ってる方が多いなと感じています。私はまだ講座での勉強が終わっただけで、クライアントさんからご依頼をきちんと形にできるまだ不安も大きいので、さらに勉強をして経験を重ね、自分らしくWebデザイナーとして活躍できるようになりたいと思っています。
――ママ専用Webデザイン講座を受講したことが今の自分にどのように影響していますか?
出産・子育てを期に退職してから、「いつか働きたい」「手に職をつけたい」「デザインの勉強もしたい」と思う気持ちがあっても一歩踏み出して前に進むことが出来ませんでした。今回ママ専用Webデザイン講座の受講を決めて勉強をしたおかげで、実家のホームページ作りや友達の名刺・チラシのデザインに携わることが出来ました。自分も人のサポートができているんだなと実感できるようになってきています。今回の受講をきっかけにいろいろなことへ前向きに取り組んでみようと思えようになりました。
――最後になりますが卒業生として受講を検討しているママさんへ応援メッセージをお願いします。
先ほどもお話しましたが、Webデザイン講座で勉強を始めることが私にはとても良いきっかけになりました。受講して良かったというのが一番の感想です。子供を預けてまで、となかなか一歩を踏み出す勇気がないのが実際のところかと思いますが、Fammならシッターさんが目の届く範囲で子供を見てくれるので、安心です。忙しい生活の中で受講をすることに悩むかもしれませんが、私はWebデザインを勉強をきっかけに自信を持つことができました。良いことづくめの講座なので、まずは一歩踏み出して頑張ってみてください。私も一歩踏み出したことで、今誰かの役に立っていると実感しています。