Webデザイナー未経験者が使用するのにおすすめのパソコンを紹介!
Webデザイナー未経験だと、パソコンは何を使ったらいいの?と迷うことも多いかと思います。Webデザインのお仕事をする際、スペックの低いパソコンを使用してしまうとファイルの読み込み速度や、デザインソフトの立ち上げなどが遅くなり、作業効率が悪くなってしまいます。
「Webデザイナ-未経験だけど、どんなパソコンを使用したらいいの?」「Webデザイナー未経験者におすすめのパソコンを教えてほしい!」このような方に向けて、この記事では、Webデザイン未経験の方に向けたパソコンの選び方について解説していきたいと思います。
Webデザイナー未経験者が必要なパソコンのスペックとは?
Webデザイナー未経験者が一番始めに確認しておくことは、パソコンのスペックです。スペックとは、パソコンの仕様や性能という意味があります。ソフトウェアをインストールする際、推奨環境や動作環境の確認をすることがあります。なので、自分のパソコンがどのようなスペックなのかを確認しておくことが大切です。
パソコンのスペックは、OS、メモリ、ストレージ、CPU、ノート、デスクトップ、ディスプレイに分けられます。ここからは、パソコンのスペックについて1つ1つ項目ごとに詳しく見ていきたいと思います。
①OS
OSとは「Operating System」の略です。パソコンには必ず入っているものです。このOSがインストールされていなければ、パソコンは動かず、起動しても画面は真っ暗なままです。身の回りの家電製品や産業機器などのコンピューターは、役割は違ってきますが、OSが入っています。
OSの種類は、WindowsとMac OSがあります。この2種類のメリットは下記で説明していますので是非読んでみてください。
②メモリ
メモリとはデータを記憶する部分のことです。英語のmemoryは記憶を意味した言葉です。メモリをわかりやすく言うと、机や作業台のことを言います。メモリの容量が大きければ大きいほど、作業が捗ります。
一般的に推奨されているメモリの容量は、16GB以上と言われています。8GBだと少し物足りないと感じる方もいるかもしれません。作業の快適さを優先するなら16GB以上のパソコンを選ぶようにすると良いです。
③ストレージ
ストレージとは机の引き出し(収納スペース)にあたる部分です。HDDとSSDの2種類があります。
HDD・・・振動や駆動音が発生し、衝撃に弱いというデメリットがある。
SSD・・・消費電力が少なくてすみ、装置自体も軽く、薄く、小型が特徴。
Webデザインを行うパソコンでは、SSDを選ぶようにすると良いです。HDDよりもSSDの方が読み込み速度が早く、テキパキ動きます。ストレージの容量は、256GB以上あると良いです。
④CPU
CPUとは、パソコンの処理能力を決めるパーツのことです。人間で言うところの頭脳を表しています。CPUは、Intel core i5以上を推奨しています。IntelのCPUは主に、i7、i5、i3の種類があります。
性能が一番良いのはi7と言われており、動画編集やゲームで使用するレベルになります。Webデザインのみを行うのであれば、そこまでのスペックは必要ないです。ですが、Web制作などの重たい作業をする場合は、i7を購入することをおすすめします。
⑤ノート、デスクトップ
「打ち合わせでパソコンを持っていくことが多い。」「パソコンを学校に持っていく。」という場合であれば、ノートパソコンの方がおすすめかと思います。Webデザインを行う際のノートパソコンは、13インチ以上を選ぶことをおすすめします。
ですが、自宅でしか使わない、という方であれば、デスクトップを購入しても良いかもしれません。デスクトップにもパソコン本体が分離している「タワー型」、ディスプレイと本体があわさった「一体型」の2種類があります。
⑥ディスプレイ
ディスプレイには、メインディスプレイとサブディスプレイがあります。メインディスプレイをデザインカンプを表示させるのに使用し、サブディスプレイをコーディング用として使用すると良いです。このように2画面を表示させることによって、作業効率もアップします。
ディスプレイを選ぶ際に、サイズ(インチ)、解像度、パネル駆動方式、画面仕様、色域などで選ぶことができます。Webデザインを行うのであれば、サイズは23~27インチあたりがよいです。また、解像度はWQHD(QHD)、パネル駆動方式は、IPSパネルがおすすめです。
Webデザイナー未経験者に必要なパソコンのソフト
Webデザイナー未経験者に必要なパソコンソフトは大きく分けて2種類あります。ここからは、パソコンソフトについて詳しく解説していきたいと思います。
①Photoshop
Photoshopとは、写真や画像の加工編集、Webサイトのページデザインが出来るAdobeのソフトです。デザインやイラストの作成が出来るのも特徴で、精密な画像解析や画像処理が必要とされる医療や科学の分野でも広く使われています。
Photoshopで出来ることは下記の通りです。
カラーと色調の調整
自然な合成写真を作成
写真にさまざまな効果を適用させる
多彩な文字表現
失敗写真の修正
写真内の不要なものの消去
上記のようなことを行うことができます。
②Illustrator
Illustratorでは、ロゴ、タイポグラフィ、イラスト、名刺、ポスターを作成することが出来ます。Webデザインでは、主にロゴやイラストの作成で使用することが多いです。Illustratorを操作するには、勉強が必要になってきます。個人のデザイナーがIllustratorで作った作品を紹介することが多いです。
Webデザイン初心者の方は、まずは基本的なことから学ぶ必要があります。まずは入門用の書籍で勉強していく必要があります。その後に実践として、図形を組み合わせて、図形を作成していく流れとなります。
Webデザイナー未経験者のパソコンはWindowsかMacのどちらが良い?
「Webデザイナー未経験者のパソコンはWindowsかMacのどちらが良いの?」このような疑問を持っている方に向けて、下記で詳しく見ていきたいと思います。
①Windowsの方がコスパが良い
Webデザインしている方の多くは、Windowsを使っています。Photoshopやコーディングなどの技術を学ぶのに、馴染みやすいためです。それに、Macと比べるとWindowsのパソコンの方が安く購入することが出来ます。また、Windowsは機能の拡張性も非常に高いです。
②Macのメリットは楽しさ
MacはWindowsよりも値段が高くなりますが、Macはプロが使う高品質のフォントが最初からインストールされています。また、Webデザイナーがよく使うフォント(ヒラギノ等)がインストールされており、効率的です。ヒラギノ等のフォントは、通常の購入では3万円以上するので、Macにしたほうがお得です。
まとめ
Webデザイナー未経験者がどのようなパソコンを購入すれば良いのか、について解説してきました。パソコンの種類、WindowsやMacのどちらが良いのか、については個人の好みによって分かれてきます。どちらでもWebデザインを学ぶことは出来るので、自分が好きな方を選ぶと良いです。
パソコンを購入する際の予算や、今持っているパソコンのスペックなどを見ながら、パソコンの購入を考えていきましょう。