Webデザイナーの年収って?給料がアップする方法について解説
インターネットが発達し、日常が便利になる世の中、最近ではWeb系のお仕事でも人気が高いのがWebデザイナーという職業です。
Webデザイナ-になりたい、転職したいという方も多いかと思います。ですが、気になってくるのが年収なのではないでしょうか?いくらWebデザイナ-への憧れはあったとしても、食べていくだけの収入を得られなければ、現実的ではありません。
今回は、Webデザイナーの給料、年収について、また、給料がアップする方法について解説した記事になっています。Webデザイナ-の仕事をしてみたい、という方は是非参考にしてみてください。
Webデザイナーの平均年収
Webデザイナ-は、比較的新しい職種の為、企業で働くWebデザイナ-の従業員は、20~30代の方が多いです。どの職種にもいえることですが、年齢が低い分、経験が浅い為、年収は低いと考えられることが多いです。
また、20代・30代でWebデザイナーとして経験を積んだら、キャリアアップとして、比較的年収の高いアートディレクターになる方もいます。ここからは、Webデザイナ-の平均年収について解説していきたいと思います。
平均年収は、約363万円
Webデザイナーの平均年収は、約363万円となっています。この数字は、dodaの「平均年収ランキング」で紹介されている記事の数字です。
また、過去3年のWebデザイナーの平均年収を見ていくと、2018年は357万円、2019年は347万円、2020年は363万円となっています。3年間で徐々にではありますが、年収が上がっている傾向です。
また、dodaの「平均年収ランキング」では、Webデザイナーの年収分布は、300万円未満が26.5%、300~400万円未満が41.1%、400~500万円未満が20.7%となっています。この数値を見ると、300~400万円未満が一番多いことが分かります。
それに、Webデザイナーの年齢別の平均年収を見ていくと、20代は327万円、30代は388万円、40代は431万円、50代は414万円となっています。これを見ると、年齢と共に年収が高くなっていることが分かります。
これらの数値や統計を見ても、Webデザイナーは、経験を積んでいくと年収が上がる職業であることが分かると思います。
Webデザイナーの給料をアップさせる方法
Webデザイナーは、スキルや企業選びなどによって、年収がアップしやすい職業でもあります。Webデザイナーとして、安定した収入が欲しい、現在の収入よりも収入アップをしたい、という方にも、これから紹介する3つのことに気をつけながら、Webデザイナーという職業を選ぶと良いでしょう。下記で、項目ごとに詳しく解説していきたいと思います。
①経験を積む
Webデザイナーの職業でなく、どの業種にもいえることですが、経験を積むということは、収入アップに繋がります。スキルが必要になってくるWebデザイナーのような職業だと、より経験やスキルが必要になってきます。
例えば、Webデザイナーとして企業に就職したのなら、現場で様々な案件を担当することで、デザインの幅を広げていきましょう。企業に向けたものやユーザーに向けたものなど、様々な案件を担当することで経験を積むことが出来ます。
②職種を変える
Webデザイナーとして活躍しているけど、もっと年収を上げたいという方には、Webデザイナーの上流工程である、Webディレクターの職を目指してみましょう。
Webディレクターは、Webデザイナーをまとめる役割をする仕事です。Webデザインのスキル以外にも、コミニュケーション能力やマネジメントスキルが求められます。
Webディレクターのさらに上になってくると、アートディレクターやUI/UXデザイナーという職へスキルアップしていくことで、年収アップに繋がります。
③自分と合う企業を選ぶ
Webデザイナーとして企業に所属して働く場合、自分と合う企業を選ぶことも大切です。例えば、Webデザイナーとして、長年企業に所属しているけれど、同じような業務ばかりでスキルアップできていない、という方は転職するのも一つの選択肢です。
スキルアップの機会が多く、ゆくゆくはWebディレクターなどの上流工程の仕事を任せてくれる企業だと、給料アップに繋がりやすいです。では、「どのような企業を選べばいいの?」という人も多いと思います。下記を参考にしてみましょう。
企業の業態ごとに磨けるスキルを把握しておく
企業の業態よりも中身を調べる
上記のような方法で、企業選びをすることをおすすめします。
Webデザイナーの働き方による給料の違い
Webデザイナーとして働くといっても、会社員として働く、フリーランスとして働くなど、働き方は様々です。また、経験を積むために、会社員として働いた後に、フリーランスとして独立する人もいます。
ここからは、会社員として働く場合と、フリーランスとして働く場合の2種類を項目別に紹介していきたいと思います。
①会社員として働く場合
会社員として働く場合のWebデザイナーの年収は、約449万円というデータがあります。これは、求人ボックス給料ナビというサイトの情報です。
日本全体の平均年収と比べると比較的高くなっています。Webデザイナーはスキルや能力があれば給料アップが期待出来る職種です。会社員として働く場合だと、毎月の給料が安定しており、昇給もしやすいでしょう。
②フリーランスとして働く場合
フリーランスとして働く場合のデメリットは、収入が不安定になる、毎月の仕事量に並がある、といったことが挙げられます。しかし、毎日決まった時間に起きて会社に出勤する必要がなかったりと、自分の好きな時間に働くことができます。
フリーランスのWebデザイナーは、スキルや能力がある人は、毎月の仕事が途切れることなく依頼がきて、稼ぐことが出来ます。しかし、スキルや能力がない人には、なかなか仕事の依頼を受けることが出来ず、収入を得ることが難しいです。
フリーランスのWebデザイナーとしてお仕事していきたいのなら、営業力とスキルを磨くことが大切になってきます。いくらスキルがあったとしても、営業力がないと、稼いでいくことは難しいでしょう。営業力は、フリーランスとして仕事をしていくのに大切です。
まとめ
Webデザイナーの給料は、経験やスキルなどに応じて給料が支払われることが多い印象です。日本全体の職種の年収を見ると、Webデザイナーは比較的稼げる仕事だということが分かります。
しかし、Webデザイナーとして働く企業などによっては、スキルが一向に上がらず、給料も上がらない、という状態になってしまうケースもあります。
そのため、企業選びは非常に重要になってくるでしょう。自分がWebデザイナーになった後、どのようなキャリアを積んでいきたいと思っているのかまでしっかりと考えておくといいでしょう。
Web業界は、現在不足している職業とも言われています。今から少しずつWebについての勉強をしていくことで、給料アップを目指しましょう。
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