子供と過ごす時間を増やすために。ママ専用スクールに通って月10件以上の仕事を得るようになるまで
第3回目となるFammママ専用スクール卒業生へのインタビュー。
今回は、Webデザイナースクールを卒業された、芝 悠子さんにお話を伺いました。
将来の働き方に対して悩みが生まれ、「在宅ワーク」という道に挑戦した芝さん。
その結果、実現することができたライフスタイルとは。
卒業生の生の声をぜひご覧ください。
子供のそばにいてあげたい、想いを叶えるために挑戦を決めた「在宅ワーク」
ーまずは本講座を受講される前のキャリアをお聞かせください。
最初のキャリアは金融関係の営業でした。結婚してからは転職してコールセンターで働いていました。
ーお仕事について悩みなどはありましたか?
営業のお仕事の時は残業もあって、仕事とプライベートの両立の観点から考えると、ずっとこのお仕事を続けていくことは難しいなと感じていました。一方、次に働きはじめたコールセンターは残業こそ無かったんですが、自宅から勤務地が遠かったこともあり、子供を育てながら通勤するのはやっぱり大変で、理想の働き方ではありませんでした。
ーかなり長い間、働き方について悩まれていたんですね。
そうですね。特に結婚・出産後は、その両立の難しさにリアルに直面することになって、自分に合った働き方を模索していましたね。その中でも一番大きかったのは子供の成長でした。親心から、子供の一挙一動全てが可愛かったのはもちろん、日々の生活で訪れる”たった一度しかない子供が成長する瞬間”を見逃したくない、と強く思うようになりました。その為に専業主婦になることも考えましたが、夫に経済的な部分で大きく依存することになってしまう。なんとか自立してお仕事も続けながら、子供の成長も見守りたい、その両方の願いを叶えられる働き方として「在宅ワーク」と出会いました。
ー在宅ワークの職種にはエンジニアなど様々なものがありますが、どうしてWebデザイナーに興味を持たれたんですか?
最初からWebデザインに興味があったというわけではありませんでした。在宅でもできる仕事を探していく中で、初めてWebデザインというお仕事があることを知りました。更に調べていくと、1案件あたりのお仕事の単価がもっと高いエンジニアというお仕事もありましたが、Webのバナーやサイトデザインに比べ、より高度な経験・スキルが求められるため、Webの業界での経験や知識を全く持っていなかった私にはハードルが高そう、と感じました。
もちろん、Webデザイナーのスキルも幅広いのですが、「私でもしっかり時間を作って勉強をすれば、エンジニアリングは無理でも、在宅でWebデザインのお仕事なら受けられるようになるかも」と思えた部分もありました。また、エンジニアには及びませんが、他のライターやデータ入力スタッフなどの在宅ワークの職種よりもお仕事の単価が高かったこともWebデザイナーに惹かれた点ですね。
ーちなみに、本講座を受講される前のPCスキルやWebの知識はどの程度持っていましたか?
講座を受ける前までは全く詳しくなく、WordやExcelには営業職で触れたことがある程度で、「Webって何?」「ITってどういうもの?」みたいなレベル感でした(笑)。もちろんバナーやWebサイトを作成した経験は全くありませんでしたね。
ー説明会に参加されて、本講座にどのような印象を持たれましたか?
正直に言うと、「Famm」というサービスやブランドについてはよく知らなくて、テレビや雑誌ではなくSNSでの広告で見つけた講座だったこともあり「ちゃんとした講座なのかな」という不安な気持ちもありました。
実際に説明会に参加してみると、説明会の資料も分かりやすく、私の質問にも一つ一つ丁寧に回答をして貰えて、不安はほぼ無くなりましたね。スタッフの方のお話をきいて、「この講座に参加してWebデザインのスキルを身につけることができれば、在宅ワークをスタートできる」というイメージもしやすくなりました。また、講座の卒業後には実際にFammからお仕事を発注してもらえる実際の在宅ワークの練習・サポートまで付いている点も興味を惹かれました。
ーその他、説明会に参加されて感じたことはありましたか?
Fammが家族に向けた家族アルバムアプリやイベントなどを手がけるブランドだということも知れて、「ママのことを本気で考えてくれる会社が運営している講座」という安心感を強く感じましたね。講座中にシッターさんに子供を見守ってもらいながら勉強できる環境を作る点など、ママの視点に立って考えられたサービスですし、ママの悩みや課題を本当にしっかり向きあっているんだなとも思いました。
未経験者でも分かりやすい、「生徒の学びやすさ」を第一に考えられた指導とサポート体制
ー芝さんはママ専用スクールのなかで、最初にバナーやロゴデザインなどをメインに学ぶ「グラフィックコース」を受講されましたが、授業を受けられての感想はいかがでしたか?
初回の授業などはやはり初めての経験だったので、Macの操作などに難しさを感じましたが、私の場合はそれよりも楽しさの方が優っていました。もともと絵を描いたり、服を見たりすることが好きだったので、「どのような構図にしようか」や「どの色を使って、バナーを作ろうか」などを考えることの楽しさが勝ったんだと思います。
ー講師の方の指導はいかがでしたか?
授業もWebデザイン初心者に向けて、丁寧に説明してもらえたので、とてもわかりやすかったです。また、自宅学習をする際に、分からないところをFacebookを通じて講師の方に質問することができる仕組みはありがたかったですね。わからないところがあったら、すぐに講師の方に質問したり、デザインしたバナーなどを提出してフィードバックをもらっていました。どんな質問に対してもわかりやすく答えてもらえたり、自分のデザインしたバナーのどこがよかったか、どの部分を改善すればもっとクオリティの高いバナーになるのかなどのアドバイスをいただきました。生徒の方一人一人に丁寧にフィードバックをされていた印象があります。
ー講座では毎回宿題がありますが、そちらの量やレベルはいかがでしたか?
バナーやロゴデザインの制作スキルを身につけるための学習ポイントをおさえつつも、初心者でもきちんとやりきれる適切な宿題の量・レベルでした。また、講座の様子も録画してくれているので、動画を見返しながら宿題や課題を進めることができました。自宅学習時に疑問点が生じても、オンライングループで講師の方に質問すると1営業日程度で回答が返ってくるので、自宅学習もスムーズに行うことができました。
ー1日のスケジュールの中で、復習や宿題を行う時間はどのように捻出されていましたか?
子供が寝た後の時間を使うことが大半でした。子供がお昼寝中だったり、夜寝た後など、学習のために使える時間が限られていた分、「集中しないと」という想いを持って学習できたと思います。逆に、自分に自由な1日を与えられて長時間の学習を行うよりも、メリハリをつけて短時間に集中するという学習スタイルになった結果、かえって知識・スキルも身につきやすかったのではと思っています。
ー学習と育児の両立は大変ではなかったですか?
そもそも自分にとっては「Webデザインのスキルを身につける以外に、自分の理想となる在宅ワークの働き方を手に入れる道がない」という危機感のようなものを持って講座に臨んでいました。子供の成長する姿を見守りながら働くという理想の生活を手に入れるために「今が頑張り時だ」と自分に言い聞かせていましたね。
ーまさに”人生を変えるため”に真剣に学習に取り組まれていらっしゃったんですね。お子さんを見てくれるシッター・キッズスペースの環境はいかがでしたか?
シッターさんもすごく優しい方で、安心して子供を預けることができました。キッズスペースも、小さい年齢の子供用のマットが敷いてあったり、様々な種類のおもちゃが準備しているなど、環境面でも手が行き届いていました。もうすぐ子供も幼稚園に通う予定ですが、今回の経験があるおかげで、「私がいなくても知らない人とうまくやれるだろうか」という不安が解消されましたね。
ママを受け入れ、応援してくれる、「ママ専用」だからこそのスクール環境
ー芝さんはグラフィックコースを卒業された後に、Webサイトのデザイン・コーディングを中心に学ぶWebデザイナーコースを受講されています。こちらはなぜでしょうか?
講師の方の「サイトのデザインやコーディングもできるようになれば、在宅ワークで受注できる仕事の幅も広がりますよ」という話を聞いて、コーディングに興味を持ち、Webデザイナーコースの方も申し込みました。
ーWebデザイナーコースを受講してみての感想はいかがでしたか?
前の講座の時と同じく「HTML・CSSって?」「コーディングって何?」というレベルだったんですが、講座ではそんな私でもわかるように丁寧に教えてもらえました。illustratorやphotoshopメインの講座と比べると、覚えなければいけないことがたくさんあり難しくもあったのですが、「普段PCやスマートフォンで見ているサイトがこのような仕組み・構造で作られているんだ」という発見もあり、とても楽しかったです。
ースクールでは最大8名、未経験者でも参加できる講座になっています。そういった環境はいかがでしたか?
同じような目的を持って受講されているママさんからは、私と同じようにWebデザイン未経験の方がほとんどで、たくさんの刺激を受けることができました。講座を受けるメンバーが参加できるFacebookグループがあり、そこでは他の生徒の方が作ったデザイン・作品を見ることができたのですが、配色が上手だったり、綺麗なデザインをされている作品を見て、「本当にこの人初心者なの」と驚くことも多かったですね。そのような作品を見ることで「同じ立ち位置でスタートした自分ももっと勉強をして、他の人に負けない作品を作ろう」と刺激になりました。他の方の作品を見ることができるオンライングループという環境は、自分にとってスキル的に足りないものを再確認できる場でもあったので、とても貴重でした。
ー「ママ専用」だからこそ良かった点はありましたか?
キッズスペースやシッターの常備といった、講座の仕組み自体が「ママさんに優しい」と感じたのはもちろんなのですが、それ以外に、スタッフの方のママさんに対する心遣いなども、私には嬉しかったです。例えば、お子さんがいるスタッフの方に、ご自身の育児の経験談に基づいたアドバイスをしてくださったこともありました。このようなママさんを受け入れ、応援してくれる環境こそが、Fammさんにはあって、他の学校のWebデザイナーコースにはないものだと思います。
月に10件以上の仕事依頼、ママ目線を取り入れることで支持されるWebデザイン
ー本講座でWebデザインを学ばれた後、最初に受注されたお仕事はどのようなものでしたか?
ココナラというお仕事の発注と受注のマッチングを行うサービスがあり、そこに講座中に作ったサイトやバナーデザインをポートフォリオとして載せていたところ、サイトデザインの依頼が来ました。初めてのお仕事ということもあり不安もありましたが、一方で驚きと喜びもあり、この機会をものにしたいと思って引き受けました。講座を受けていた時と同じように、子供がお昼寝や夜寝た後の2~3時間を使って3日で制作・納品しました。
ー現在、芝さんは勤めていたお仕事も退職されて、在宅でのお仕事を行なっていると伺いました。お仕事の受注状況はいかがですか?
いただくお仕事としては、バナーのデザインが多くて、大変有難いことに常に10件以上抱えている状況です。ココナラなどのサービスでは、自分の作ったバナーやページを掲載して、お仕事を依頼してみませんか、とアピールすることができます。そちらを見て、サイトデザインに限らず、チラシなどのお仕事を発注していただくこともあります。また、私が友人にWebデザインの勉強をしていると伝えたところ、バナーやサイトデザインの仕事を頼みたい、と言ってくれる方もいて、仕事を調整してそういった依頼にも挑戦してみるつもりです。
ーどのようなデザインを依頼されることが多いですか?
ココナラなどのお仕事を受けるサイトのプロフィール欄に「実際のママがつくるバナー・ページデザイン」と記載しているため、それを見たクライアントさんから、女性・家族向けのバナーやページのお仕事を頼まれることが多いです。例えば、ママさん向けのカフェやフォトスタジオ、妊活用サイトのヘッダー画像だったり、子供用イベントの広告のお仕事も受けたりしています。
ーデザインを制作する上で、心がけていることはありますか?
案件毎に「誰をターゲットにしているのか」は常に意識をしています。例えば、ターゲットがファミリー向けだと色使いをポップにしたりもしますし、女性向けのデザインの場合は、ピンクを使って柔らかい印象に仕上げたり、ファッション関係のお仕事だと、黒や白をうまく使って、スタイリッシュかつスマートな印象を与えるなど、色使いは心がけていますね。
講師に何でも気軽に聞ける環境で身につけた、在宅Webデザイナーとしての基礎と自信
ー最後に本講座の受講を考えていらっしゃるママさんに応援メッセージをお願いします
「Fammママ専用スクールの講座を通じて本当に自分がスキルを身につけ、在宅でお仕事をもらえるようになれるのか不安」という方も多くいらっしゃると思います。私も講座を受ける前までは、Webデザインはもちろん、PCやWeb自体に詳しくなく、同じような不安を抱えていました。そんな私でも、講座を受けて現在はフリーランスで「在宅ワーク」という形でお仕事をもらうことができています。
専門学校などでWebデザイン講座はたくさんありますが、多くは数ヶ月のコースがほとんどです。小さな子供がいると、病気などの突発的な事態でスケジュールも左右されるために、長期の予定を立て辛く、通いづらいと感じてしまう部分もあります。Fammのスクールは1ヶ月と短期でありながら、講師の手厚い指導や、未経験者にとって学びやすいカリキュラム、オンラインでの質問対応など、Webデザイン未経験者でも安心して学べる環境が整っていて、予定の心配もせずに徹底的にWebデザインの基礎を学ぶことができました。
Webデザインの書籍などもありますが、躓いた時に講師にその都度聞いてWebデザインの基礎を深く理解できたことは、卒業後一人で在宅ワークを行なったり、応用的なWebデザインスキルを学ぶ上での下地となりました。この下地があったからこそ、在宅フリーランスとして働くことができていると感じます。
ー生徒の方へのメッセージ、ありがとうございます。芝さんのさらなる活躍、期待してます!