朝は事務職、昼はデザイナー。Wワークを実現し、Canva公式クリエイターになるまで

Fammママ専用スクールの卒業生にインタビュー。
今回は、2021年3月にWebデザイン講座を受講された成田晴子さんにお話を伺いました。

クリニックで働きながら副業でWebデザイナーとしても活躍している成田さん。
Wワークで日々忙しく過ごしていますが、どちらか1つを選ぶのではなく、両方好きな仕事だからこそ両立してやっていきたい、と現在のお仕事状況について笑顔で語っていただきました。

子どもの帰宅を家で迎えたい。在宅でお仕事ができるWebデザイナーに挑戦


ーーFammスクールの受講を決めたきっかけを教えてください

以前は旅行会社で勤務していたのですが、子どもが生まれてからは専業主婦をしていました。医療系のドラマが好きなので、以前から医療に関わる仕事をやってみたいと思っており医療事務の資格が取得できるセミナーに参加しました。無事3年前に医療事務の資格を取得し、現在は週に4日、午前中の2〜3時間程度、眼科のクリニックにて勤務をしています。勤務しているクリニックは遅い時間の診療も行っているため、子どもがある程度大きくなって状況が落ち着いてきたら夜の時間も勤務したいなと考えていました。


しかし、子どもが帰宅する時はなるべく家で迎えてあげたいという気持ちが強くなり、時間や場所に縛られない在宅ワークという自由度の高い働き方はできないかと探していたところ、Webデザイナーという職業を知りました。Webデザイナーになるためには、何が必要なのか、何から始めれば良いのかを模索している時に見つけたのがFammスクールでした。

ーーFammスクールを選んだ決め手を教えてください

Webデザイナーに興味はありながらも、本当に自分自身がWebデザイナーとして活躍できるかどうか不安だったので初期費用はなるべく抑えたいと考えていました。受講前にはPCを持っていなかったので、購入が必要かもしれないと受講することに二の足を踏んでいました。しかし、Fammスクールは受講期間中にPCレンタルが可能だったので、この点が1番の決め手となりました。

また、Fammスクールは他のオンラインスクールとは異なり、ママ専用であることや1ヶ月の短期集中型、さらにオンラインで受講完結するので通学する必要がない点も魅力的でした。

Webデザインはセンスではなく、ルールを知れば誰でもできる


ーー受講中はどのようにして学習と育児と両立させていましたか?

受講期間中は学習時間を確保するために21時頃に子どもたちと一緒に寝て、朝早くに起きて勉強することを心がけていました。子どもたちの送迎をしてから、午前中はクリニックで勤務し、帰宅後は子どもが帰ってくるまではPCに向き合い学習していました。

1日平均4時間程度は学習していましたが、朝の時間帯の方が効率よく勉強できるため、夜はしっかり睡眠を取りメリハリをつけて取り組んでいました。受講当時は「1ヶ月間勉強頑張る」と家族に宣言し、家事を協力してもらったり、隙間時間でいつでも学習できるようにあえてPCをダイニングテーブルに置くなどの工夫もしていました。

ーー受講中の様子を教えて下さい

私自身、新しいことを始めるのがとても好きでワクワクするタイプなので、バナー制作時に使用するデザインソフトのAdobe Photoshopの学習はとても楽しいなと感じました。1ヶ月という短い期間で学ぶことは、慌ただしく大変かもしれないと思っていましたが、必要なスキルを凝縮して学べるため、楽しいと感じることの方が多かったです。年齢は関係なく今まで知らなかったスキルを身につけることができて刺激的な毎日でした。

1つだけ苦労したことを挙げるとすれば、コーディングというWebサイトを作る際に必要なHTMLという専門言語の組み合わせの学習でした。苦戦することも多かったですが、分からなかったところはまずは自分で調べて、それでも分からなければ講師に質問をして解決していきました。

講座が終わるたびに課題があり、同じ受講生の作品を見ることで自分では気づかなかった視点を得ることもできました。正直初めは他の受講生と比較してしまい落ち込むこともありましたが、講師から「その気持ちはバネにしつつ、比較はする必要はない。デザインはルールや規則性の上に成り立っているものなのでセンスは関係ない」と教えていただき、私でもできると思えました。

切磋琢磨できる仲間がいたからこそ、自分に満足することなくもっと頑張ろうと前向きに考えることができ、いつの間にか「次はどんな課題がくるのかな」と課題が楽しみになっている自分がいました。 Webデザインは勉強すればするほどスキルを身につけることができるので、今後も引き続き勉強していきたいです。

成功へのスピードは人それぞれ。Wワークを実現し、今ではCanva公式クリエイターに。

ーー現在のお仕事について教えて下さい

卒業後の現在も午前中はクリニックで勤務し、午後は自宅でWebデザインの仕事をしています。

Fammスクール受講後、最初の仕事は知り合いからの紹介で三つ折りのリーフレットを作成しました。受注内容については、習っていない部分もあったため、卒業生が集うFacebookグループや他講座を無料で視聴学習できる「応用講座」を活用し無事に完成することができました。

現在はCanva公式クリエイターとしてバナー制作をメインで仕事を行っています。
Canvaとは誰でも簡単にバナーやチラシのデザインができるデザインツールで、Canva公式クリエイターはユーザーが使用するテンプレートの作成を行います。FammスクールとCanvaによる共同開催の卒業生限定ウェビナーがあり、そこでCanva公式クリエイターというお仕事があることを知りました。2022年9月に応募したところ、翌月10月半ばには採用通知をいただき、お仕事をさせていただいています。

毎月Canvaよりチャレンジ企画があり、2022年11月はテンプレートを30個作成するという内容でした。テンプレートの内容は、Instagramの投稿、ストーリーズやYouTubeのサムネイルなど幅広く依頼されますが、実際に自分が制作したテンプレートが何件かダウンロードされているのか確認すると、とてもうれしくやりがいを感じています。

また、案件獲得方法としてウェブサービスやSNSなどを使った会員制コミュニティのオンラインサロンを活用しています。私が参加しているオンラインサロンは、申請後に承認があればFacebookグループに招待され、さまざまな案件の中から自分が気になる案件に応募し業務委託としてお仕事を受注することができます。また別のサロンに参加した際には、運営の方からイベントバナーを作成してほしいとお声がけいただき、オンライサロンからのご縁が広がっています。2022年11月に稼働を開始しましたが、業務委託先から10件以上のデザイン案件をすぐに受注することができました。

一方でクリニックでの仕事にもやりがいを感じているので、Webデザイナーとの二足の草鞋で今後もWワークで頑張りたいと思っています。

※成田さんのCanva作品ページ

ーー最後にFammスクールの受講を検討している方にメッセージをお願いします

Fammスクールは1ヶ月間という短期間で集中して必要なスキルを学ぶことができ、卒業後は仕事を獲得するまでのサポートや継続して学習ができるように卒業生コミュニティでの質問会・添削会など、ママにとっても学習しやすい環境が整っています。
実際に私はFammスクールを受講したことにより大きな一歩を踏み出し、新しい扉を開くことができました。

スキルを身につけることはもちろん、それ以上に「継続することの大切さ」も学ぶことができました。
私は案件を獲得するのに1年ほどかかりましたが、1日5分など短時間でも学習を続けることで諦めずに学び続けた結果が今につながっていると思います。

SNSをみると、すぐに仕事や結果につながっている人もたくさんいるので自分自身と比較してしまいますが、まずは目の前のことをしっかりこなす、すぐに結果を求めるのではなくコツコツと積み重ね、継続することが大切だと改めて感じました。私自身、受講前はPCを持っていないところからのスタートでした。

私はFammスクールの受講をきっかけに、新しい扉を開きその先の新しい景色を見ることができました。是非在宅ワークをしたいと悩んでいる人には、Fammスクールの扉を叩いてみてほしいと思います。

――メッセージありがとうございます。成田さんのさらなる活躍、期待しています!