育休中にキャリアアップを実現。Webデザインで広がった仕事の幅と働き方の選択肢

第2回目となるFammママ専用スクール卒業生へのインタビュー。
今回は、Webデザイナースクールを卒業された、合原 七瀬さんにお話を伺いました。
Web系の知識・スキルを身に付けたいと感じ、育休中に本講座を受けた合原さんが感じた復職後の自身の変化とは。
卒業生の生の声をぜひご覧ください。

キャリアアップと将来の「働き方の選択肢」を広げるために選んだWebデザイン

ー本講座に興味を持ったきっかけはどのようなものでしたか?

育休取得前は、洗剤や医薬品の販売を行う会社で宣伝業務に携わっていて、Web系の企業の方とお仕事をする機会がありました。一緒にお仕事をしていく中で、当時の私が持っていたWebの知識では効率よくアウトプットをすることは不十分だと感じていて、自分の業務の幅を広げるためにWebについてもっと勉強したいと思っていました。その中でも特に、商品をより多くの方に認知・購入してもらうことに繋がるWebデザイン・デジタルマーケティングに興味を持つようになりました。

その後、出産に伴い産休・育休を取ることになったんですが、Fammの「ママでも受けられるWebデザイナー講座」の広告と出会った時には驚きました。学びたいと思っていたWebデザインのスキルが身につく上に、参加者が子育て中の女性だけという環境、まさに「私のための講座だ」と思いましたね笑。

ー確かにママに特化したWeb系の講座ってあまりないですよね。現業に活かすことだけが目的だったんでしょうか?

いえ、実はもう1つ目的がありました。将来的には東京を離れて地元の福岡に戻ることも考えていて、住む場所に関係なくお仕事ができるように「手に職をつけたい」と思っていたんですね。そんな中、福岡ではIT企業の進出も進んでいて、Web系のお仕事の需要が増えているという話を聞いて、私にとってはWeb系のスキルは住む場所に関係なく働ける「手に職」の1つだとも感じていました。

ー最初に説明会を受けてみての感想はいかがでしたか?

正直に言うと、このママ専用スクールのWebデザイナー講座の広告を見るまで「Famm」のことは全く知りませんでした。だから、ちゃんと話を聞くまで「どこまでスキルを身につけることができるのか」「ママが本当に通いやすい環境が整備されているのか」という不安は大きかったですね。でも、説明会では、講師の方も指導経験豊富な方だということや、ちゃんと面接をクリアしたシッターさんが子供を見てくれること、そしてこれまでのFammさんの子育て家族向けのサービス・事業の取り組みについて知ることができて、安心して通える会社・スクールだという印象を持ちました。

丁寧なアフターフォロー、「学びたい」の気持ちに必ず応えてくれる環境

ー実際に講座を受講されてみて、いかがでしたか?

まず講師の方の指導がすごく丁寧でした。私はある程度Macの操作には慣れていたのですが、他の生徒さんの中にはMacを全く使ったことがない方も多く受講していました。そのような生徒の方に、Macの操作をマスターできるように一から丁寧に教えている様子を見て、本当に些細なことや未経験の人でも丁寧にサポートしてくれるんだと感じましたね。また、自宅学習で分からないところを講師にFacebookを通じて質問できる環境が用意されるのですが、オンラインでやりとりを行うので、好きな時に質問することができますし、質問や提出課題に対してのレスポンスも半日から1営業日ですぐに返ってきます。カリキュラム自体も「1ヶ月」で全5回の講義と自宅での宿題や課題という短期間の講座なのですが、Webデザインにおいて必要となるベースの知識・スキルがきちんと凝縮されていたので、しっかりと学習をすることができました。

ー合原さんは、カリキュラムの内容だけではなく、Web全般の知識についてもよく講師に質問をされていたそうですね

そうですね。講師の方から、「Webデザインにはマーケティング的な視点も求められるんですよ」と教えていただいて、ただ作るスキルだけではなく、考え方や視点についても色々と講師の方に質問をしていました。それに対してもわかりやすく答えていただいたり、後日マーケティングに関する資料も作っていただきました。生徒一人一人の「学びたい」という欲求に対して、時間と労力をかけて真摯に向き合いながらアフターフォローをしていただけるので、そのサポートの手厚さに驚きましたね。

ー講座では課題・宿題もあるので、自宅での学習も必要になってくると思います。1日のスケジュールはどのようなものでしたか?

私の場合は、講座があった当日は基本的には復習はしませんでした。やっぱり子供ができた後だとどうしても外に出る機会が減ってしまうので、会場の近くのカフェに寄ったりして、あえて息抜きをしていました。なので、自宅学習をするのは講座の翌日から、と決めていました。

また、自分の中のルールで、「子供と一緒に遊ぶときは、他の作業は行わない」と決めていたので、遊ぶときはしっかり遊んで、夜、子供が寝た後にまとまった時間をとって勉強をしていました。忙しい1ヶ月でしたが、この経験があったからこそ、復職した時に仕事に産休・育休のブランクをあまり感じず、スムーズに復帰することができたと思っています。

子供が泣いても理解してくれる。「ママ専用」だからこその安心感

ー1人ではなく、8人というスクール形式で学習をしたことによるメリットはありましたか?

講座に参加するママたち専用のオンライングループが用意されていて、そこで他の生徒の方の講師の方への質問だったり、課題の作品・アウトプットを見ることができるんですが、その中でも学習のスピードが早いママさんは講座があったその日に課題を提出したり、「次の課題をください」と講師にお願いするような人もいました。その様子を見て「私と同じママでも、忙しい合間を縫って課題に取り組んでいるんだ」と思って刺激になりましたね。

ーママたちが安心して勉強できるように、キッズスペースにシッターが常駐していますが、そういう設備面での環境ではどうでしたか?

シッターさんもすごく優しい人ばかりだったので、安心して預けることができました。子どもが生後7ヶ月で、初めは1時間近く泣き続けいたのですが、シッターさんのサポートもあって、講座の回を重ねる毎に子供も泣かなくなっていったんですよね。シッターさんと子供が成長したことへの喜びを分かち合いました(笑)。卒業後、子どもを保育園に預けることになって、その時にはものすごく人に懐くようにもなっていて(笑)。保育園に預ける前に、この講座で自分以外の人に子どもを預けたことは、子供には、ママがいない環境に慣れるための成長の場になり、私にとっても将来的に娘を預けて、仕事に復帰することができるという安心感を持つことができたのでとてもいい経験になりました。あと、私が受講していた恵比寿の会場はとてもきれいだし、駅から近いので、ママさんにとっては学習しやすい環境だなと思いました。


ー他によかった点はありますか?

先ほど話した通り、講座の時に子どもが大泣きをしていたんですが、生徒の方がみなさんママさんなので、やっぱりそこに理解があるんですよね。誰一人そういうことに対して否定的な様子もなく、本当にありがたかったですね。そういった所は「ママ専用」のメリットだと思います。

あと、「Webデザインを学ぶ」という一つの目標があるコミュニティなので、そこも新鮮でした。私にとっては、久しぶりにWebデザインという熱中できるものに出会い、他のママさんたちと意見交換することができた時間は、育児以外で充実感を感じることができる貴重なものでした。

ー手に入れたスキルと自信。復帰後に手掛けたサイトリニューアルプロジェクト

ー受講後、育休を経て復職されましたが、本講座のスキルが役に立った場面などありますか?

講座で学んだ知識・スキルを活かして、自社の運営するサイトのリニューアルを提案することができました。そのサイトはリニューアルが長い間できていない状態だったということもあり、育休に入る前にも何度かリニューアルしたいと思っていたんです。けれど、当時は知識も少なく、Web媒体にどうしても苦手意識を感じていて、「Webサイトのリニューアルが難しいもの」と思っていたり、社内のWebデザイナーに質問をするにしても、返ってくる回答の中で使われる用語に理解しきれないものも多く、コミュニケーションを取ることにも難しさを感じていた部分があったと思います。

一方、復職した際には、講座を通じて身につけたWebに対しての基礎的知識で、WebデザイナーやWebの担当者とのコミュニケーションが取りやすくなっていました。それが自信になって、「ここってどういうことですか」と積極的に質問することもできるようになっていました。この変化は自分の中ではとても大きくて、もし講座を受けていなかったら、リニューアルプロジェクトの推進にはもっと時間がかかってしまったと思います。

ー合原さんのように仕事の中でWebの部署に近い方にとっても、Webデザインを学ぶことは、仕事の幅を広げていく上でプラスになりますか?

すごくおすすめですね。私は実際に講座を受けて意識が変わりました。たとえ営業職や企画職であっても、何かしらお仕事でWebに関わっている人、関わりたいと思っている人、あと私みたいに苦手意識を持っている人にも特におすすめです。この講座で学ぶことで、Webの基本的な仕組みが理解できるのもちろん、Webデザインを自分で作るスキルも身につきます。今の時代、ほとんどの部署がWebやテクノロジーを活用して仕事をしていますし、Webの基本的な知識やスキルを持っていることで、他メンバーに比べて業務効率化を推進できたり、Web・デジタル系の部署との連携をスムーズに推進できたりと、仕事の幅や機会も広がっていくと思いますね。

育児休暇はキャリアアップのためのチャンスになる

ー最後に、この講座を受講されることを検討している方々にメッセージをお願いします

現在育児休暇中で、将来の働き方や生き方について「このままの自分でいいのだろうか」と悩んでいる方は多くいらっしゃるのではないかと思います。例えば、以前勤めていた職場へ復帰することに迷っていたり、または、復職後さらなるキャリアアップを目指したいのに、まわりに比べてスキルを持っていなくて不安になったり、ということもあると思うんですね。

私はそう感じた瞬間に行動に移してしまうことが大切だと思っています。新しいことに挑戦するのは不安でしたが、「今までとは違う自分」にも出会えることができました。

Webデザインは、私にとっては「挑戦」であり、自分のキャリアや人生の幅を大きく広げてくれるものでした。一人だと難しく感じる挑戦もしっかりサポートしてくれる環境がこの講座には用意されていますので、他のママさん達も、ぜひその環境を使いこなして、新しい自分を見つけて欲しいです。

ー生徒の方へのメッセージ、ありがとうございます。合原さんのさらなる活躍、期待してます!