未経験でも大丈夫?在宅Webデザイナーの求人について

Webデザイナーの魅力として、パソコンが有ればどこでも仕事ができる点があります。在宅でも仕事は可能ですが、未経験でも在宅で仕事をさせてくれる求人があるのか不安ですよね。在宅Webデザイナーの働き方やお勧めの準備について、これからご紹介していきます。

在宅Webデザイナーという働き方

在宅Webデザイナーは、文字通り自宅でWebデザインをする働き方です。その形態は様々で、社員として会社に勤めながら在宅勤務をしている方や、パート、アルバイトで一定量の業務をもらって家でこなしている方。自分で案件の獲得に動いて、フリーランスのWebデザイナーとして在宅ワークされている方もいます。

それぞれ、収入の金額や稼ぎ方、保証の有無が違いますが、家で仕事をすることができている点は共通です。流行り病が気にされる世の中で、家から出ずに収入を得られるというのは魅力的ですよね。

Webデザイナーは、スキルさえ身につけてしまえば、クラウドワークス等から案件を受ける事もできますし、副業として家事などと両立させながら少額を稼ぐ働き方も選ぶ事ができます。ライフワークバランスが良い所もWebデザイナーの魅力です。

実際に求人情報を調べてみると、在宅と出社を選ぶことができる案件も存在します。在宅勤務がデフォルトになっているWeb制作会社もあるほど、Webデザイナーの業界はリモート化が進んできています。しかし、企業側としても未経験の方がいきなり在宅で働く事ができるのか不安に思う部分もあると思います。

どれくらいの期間やスキルを目安に在宅で働けるのか、それぞれの求人案件で確認した方が良さそうですね。

在宅Webデザイナーの求人準備

未経験の方が在宅でWebデザイナーの仕事を始めるのであれば、自宅の環境整備も必須です。求人に応募して、会社員として仕事をするのであれば、ある程度貸与品などの期待ができます。しかし、企業と在宅での仕事が可能か確認する際に、自分でもどのような機器が必要か把握できていれば話がスムーズに進みます。

ここからは、在宅でWebデザインの仕事をする際のお勧め準備を紹介していきます。

まずは周辺機器について。Webデザイン業界においてはMacが主流です。特にMacBook Proの方が性能がよく、容量の大きなデータを扱う事も多いWebデザインの仕事に適しています。WindowsのPCとMacBookでは、表示の際にフォント等が微妙に変わる場合があるので、確認用にWindowsPCも1台必要です。

Windowsと同様の理由でスマートフォンの準備も必要です。こちらはAndroidよりもiPhoneがお勧めです。世界では、圧倒的にAndroidユーザーが多いのですが、日本においてはiPhoneユーザーの数がAndroidユーザーの2倍もいるためです。その他にも、作業の効率化のために外部ディスプレイがあると便利です。まとめると下記の通りです。

メインPC:Macbook Pro(推奨)

確認用PC:Windows(多少古くても大丈夫です)

確認用スマホ:iPhone(推奨)

作業効率化用機器:外部ディスプレイ(推奨)

周辺機器の次は、ソフトウェアです。こちらは聞き馴染みが無いソフトウェアがたくさん出てきます。主にデザイン作業に必要なソフトウェアと、構築作業に必要なソフトウェアがありますので、一覧形式で紹介していきます。

デザイン作業用ソフトウェア

Adobe Photoshop:約13,000円/年(税込)

Adobe Illustrator:約29,000円/年(税込)

これら2つが基本セットです。特にこだわりが無い場合はこの二つがあれば事足りるでしょう。

構築作業用ソフトウェア

Adobe Dreamweaver:約29,000円/年(税込)

Sublime Text:無料で利用可能

Atom:無料で利用可能

構築作業用ソフトは、これらの中から好みに応じて使用します。

Adobe 製品が全てセットになった Adobe CC:約72,000円/年(税込)のプランを利用している人が多いようです。

在宅での仕事を始めるとなると本格的な準備が必要ですね。

未経験からWebデザイナーのスキルを身に着けるために

在宅でデザインのお仕事を進めていくためには、周辺機器をそろえるだけではなく、スキルを身につける必要もありますよね。どのような方法があるのか、それぞれの方法のお勧めポイントを交えながらご紹介していきます。

1つ目の学習方法は「独学」です。

自分のペースで進める事ができる他、費用も抑えることができますし、自宅で隙間時間に進める事ができます。ノウハウがまとめられた本も出版されているので、何を学べばいいかの指針に是非購入してみてください。

2つ目の学習方法は「オンラインスクール」です。

独学に比べて体系的に学べる他、疑問が生じた際に質問を送ることもできます。スクールを通してスキルを取得すると、求人に応募する際に記載できることも外せないメリットです。企業から見ると、信頼できる機関があなたのスキルを保証してくれるというのはとても安心できますよね。

3つ目の学習方法は「アナログ対面式ののスクール」です。

一般的なスクールで対面式アナログ方式のものもありますし、無料で勉強できる、求職者支援トレーニング(ハロートレーニング)もここに含まれます。対面式アナログ方式の良いところは、設備が整っている点と、人脈が作れる点です。先ほどご紹介した通り、本気でWebデザインをするとなるとそろえるべき物が多いですよね。それらがそろっている環境で学べる経験は、未経験の方にとって大きなものになります。また、実際に人が集まって学んでいるので、その時にできたデザイナー仲間とその後の進捗等も相談できますよね。

3つのスキル習得方法を紹介しましたが、実践することが一番の近道です。まずは、方法を決めてやってみてください。

Webデザイナー業界のこれから

未経験からWebデザイナーになるには、様々な準備が必要です。在宅で働ける魅力的な職業ではありますが、業界の将来性はどうなんでしょうか?せっかく周辺機器をそろえて、スキルを習得しても、業界自体が縮小していく不安もやっぱりありますよね。業界の動向はどうなのでしょうか?

結論から始めると、Webデザインの業界は急成長しています。IT化が進む現代社会において、企業がHPを持っている事が当たり前になっていますし、流行り病の影響で外出が制限されているのも、近年における大きな経済の変化です。

これまで、お店で買っていたものを通販で購入するようになったり、外食していた分を配達サービスにしてみたりした話はよく聞きますよね。まさに今、求められているのがWebデザイナー業界の現状です。

しかし、懸念点もあります。AIによる簡易作業の自動化です。キーワードを打ち込むと、自動的にデザインを作ってくれるソフトが登場したら、現在の求人状況も大きく変化しそうですよね。自動化に負けないように、より専門的な技能を身に着けましょう。

まとめ

Webデザイナーの業界は急成長中で、人を求めています。また、未経験からでもスキルを習得する方法がたくさんあり、独学でもスクールでも自分に合った方法を選ぶことができます。在宅で仕事をする場合は必要な機器がいくつかありますが、主婦の方や家で仕事をしたい方にはピッタリの仕事ですね。

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