「育児と勉強は自分ペースで両立」スキルアップの手応えを感じた1ヶ月」

1カ月間の短期集中型の、Fammママ専用スクール。最大8名の少人数制でじっくり学ぶことができ、受講中はご自宅にベビーシッターを無料で手配するなど、手厚いサポート体制があります。

写真がライフワークで、SNS上でライフスタイルを発信している南里真以さんは、4児の母。育児をしながら講座を受けようと考えたきっかけから、Fammママ専用スクール受講後の変化、今後の目標などを伺いました。

『ママ会』のHPを充実させて、しごとへの一歩を

ーー今回、南里さんがFammママ専用スクールを受講したきっかけはなんだったんでしょうか。

私はママさんと赤ちゃんの楽しい子育て時間のためのイベント「ママ会」を開催しているんです。もともと華やかな世界観がすごく好きで、学生時代にロリィタファッションのドレス衣装を自分で作って着用したり、ファッションショーを開催したりしていました。卒業後、アパレル会社や雑貨メーカーでデザインをしていましたが、倒産をきっかけに本当にやりたい仕事を考え、ウエディングドレスに関わることができるブライダル関係の会社に勤めました。

出産後、子育てする生活のなかでもブライダルのキラキラした世界に浸れる時間がほしいなと感じていて、撮影会などのイベントを開催する「ママ会」を開くようになったんです。今はInstagramでイベント告知をしているんですけど、Instagramをやってない人にも届いてほしいなと思って、イベントの様子をまとめたホームページを自分で作りたい!と考えたのが受講のきっかけです。

いずれは企業さんからの依頼にも応えたいですし、もっと座談会も実施してみたい。しごとに繋げるためには、まずはHPを充実させたいと思ったんです。

ーーこれまで、デザインの経験はありましたか?

少しだけですね。以前働いていた会社で少しだけ画像編集もやっていたんですが、先輩にちょっと教えてもらった程度でほぼ独学でした。文字のバランスや色合いなども、正直見やすいのかわからなかったんです(笑)。

プロとして通用するレベルには、到底至らずでした。撮影は得意ですが、Photoshopで編集して、文字入れもして、情報として見やすくしたかったんです。

ーーではまさに、今回の講座は南里さんのやりたいことと、ぴったりだったんですね。

今回この講座を紹介いただいて、「まさに私がやりたかったやつだ!」と、即受講を決めました。もともと写真のみで投稿していたInstagramも、もっとわかりやすく情報が伝えられるかなと思って。

「ついていけるかな?」と心配もあったんですけど、正直、最初はちょっとした自信というか……「完全な初心者ではないから、割といけるんじゃないかな?」と思っていたんです。でも、甘かったですね(笑)。

ーー講座内容は難しかったですか?

はい。でも、最初つまずいたポイントも、お手本を見せてもらってやっていくうちに自然とできるようになっていきました。先生の講義を眺めているだけだと、どこをどう弄ったのかなかなか覚えられません。手を動かすことの大切さを実感しましたね。

「伝わりやすいデザイン」習得で、生活の意識にも変化が

ーーFammママ専用スクールでは具体的に、どんなことを学びましたか?

Photoshopでバナーを作れるようになりました。HTMLも初心者だったんですが、仕組みを理解することもできましたね。昔からHPを作ってはいましたが、画像を貼り付けるレベルでした。でも、これからもっと弄ってみたいなと。Instagramでも、情報をわかりやすく伝えるデザインを意識するようになりました。

ーー1ヶ月の受講を経て、どのようなスキルが身についたと感じますか?

Photoshopやコーディングを学んだことで「伝えるスキル」が上達したように感じます。口頭や文章で伝えても分かりにくいことが多いですが、文章と画像を合わせて分かりやすいバナーや簡単なサイトなら、作れるようになりました。

ーー受講後、普段の生活にも変化はありましたか?

写真の加工はもちろん、普段のお洋服の組み合わせを選ぶときも色をじっくり考えたり、外出中も街の看板や広告を注意深く眺めたりするようになりました。このビジュアルで、一番何を伝えたいんだろう、とか、なぜこの文字の大きさなんだろう、とか。あれこれ考えるのが楽しいし、とても勉強になります。

育児しながらでも受講可能!あたたかいムードで安心

ーー講座の雰囲気はいかがでしたか?

雰囲気は本当にあたたかかったです。受講者もみんなママさんだから、後ろから赤ちゃんの泣き声が聴こえることもありましたね。でも、お互い様っていう感じで。みんな大変! と、仲間意識が芽生えました。私も、休憩のたびに食事やおむつ替えをしていました。講義中も横にずっと子どもがいたんですが、なんとか乗り切ることができました。

ーーそんなにアットホームな空気だったんですね。

はい。子どもが「ママ〜!」って、Zoomに突入することもありました(笑)。それでも、先生が丁寧にゆっくり教えてくださるので、子どもの対応をしながらでも気まずさがないし、わかりやすくてありがたかったです。

ーー育児と勉強を並行するのは大変だったと思いますが、1日のタイムスケジュールは。

平日は、夕方17時に学童と学校から上の子3人が帰ってくるんです。それまでが、末っ子と私のフリータイム。日中はママ会や撮影会をして、夕方以降は家事ですね。Fammママ専用スクールの課題は、夜寝かしつけ後にやっていました。

ーーなかなかハードですが、どうやって時間を捻出しましたか?

もともとやりたいことだったので、課題も苦ではありませんでした。強いて言うなら、事前準備は大変でしたね。「寝る前に1時間集中して終わらせよう」と甘く見ちゃってたんですけど、寝てしまうことも(笑)。

でも、Facebook上に講座の動画をアップしてもらえるので、スキマ時間を活用できました。ごはんを作りながらスマホで勉強ができたのは、ありがたいですね。とはいえ、実践にはある程度気合は必要です。まとめてガッと集中して覚えていました。

ーーメリハリを付けて取り組んでいたんですね。

でも、子どもが2歳未満だと深夜も頻繁に起きるし、思い通りにはなりません。「PC開かなきゃ〜」って焦ってしまうけど、「週1日でもできたらえらい!」くらいに考えたら気が楽になりました。しっかりと学んでからは、自分のペースで無理せずに。それでも着実にスキルは身に付くはずです。

SNSアカウントだけでなく、ホームページで自分の場づくりを

ーーFammママ専用スクールで学んだデザインを、どう活かしたいと考えていますか?

いままさに「ママ会」のHPを頑張って作っています。公開したら、今後はママ会の告知やレポートをどんどん更新していきたいです!

ーー早速、目標に向けて動いているんですね。

これまで、どんなに写真にこだわっていても、掲載する媒体がないことが悩みでした。ただ、写真をInstagramにアップするだけで終わってしまっていたんです。今後はイベントに参加するママさんからお金をいただくのではなく、企業協賛がつけばいいなと思っていて、そのためにもHPのような「場」が必要だなって考えています。

すぐしごとに繋がるかはわからないけれど、「こういう内容で掲載しますよ、TwitterやInstagramでも告知します」というサンプルがないと、企業さんも出稿イメージしにくいですよね。まずは営業する前に、HPを整備したいなと思っています。

ーー受講してみて、どんな方におすすめだと思いますか。

好きなものがひとつでもある人ですかね。YouTubeをやっていたり、Instagramで素敵なセンスの写真をアップしていたり、ネイルが趣味だったり……どんな小さなものでも好きなものがあれば、デザインスキルはスッと身に付くし、なにかに活かせると思うんです。

Fammママ専用スクールの最後には、今まで作ってきたバナーやHPデザインの発表があるんです。どんなイメージで、どんなターゲットに向けて作ったのかプレゼンするんですが、一緒に受講したみなさんの好きなものや目指す方向性がよくわかりましたし、すごくいいメンバーに恵まれたなと思いました。

やりたいことって、頭でイメージするだけだとぼんやりしてしまいますよね。写真や色を配置してみんなに話すだけでも、どんどん具体的になる。私もこれから何をして、誰に見せたいのかが明確になりました。