Webデザイナー未経験者がポートフォリオを作成する時のポイント

Webデザイナーなどのクリエイター系の職業の人で就職や転職、営業をする際に欠かせないのが、「ポートフォリオ」です。ポートフォリオは自分を表す名刺の役割をしており、履歴書でもあります。


この記事では、Webデザイナー未経験者がポートフォリオを作成する時のポイントや、ポートフォリオに含むべき項目、チェックしておくとよいポートフォリオの例について解説した記事になっています。

今、Webデザイナー未経験でポートフォリオをどのように作成しようか悩んでいる方は、是非この記事を参考にしてみて下さい。


Webデザイナー未経験者でもポートフォリオ無しは避けたい

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Webデザイナー未経験者でポートフォリオを作らないで就職や転職、営業をしている方もいるのではないでしょうか?ポートフォリオは作成するのに時間がかかる為、面倒くさいといって作らない方もいるかと思います。

ポートフォリオがあるか、無いかによって、フリーランスの場合だと、仕事を貰いやすくなったり、就職や転職であれば有利に働きます。下記で詳しく解説していきたいと思います。


未経験でもポートフォリオは作成すべき

Webデザイナー未経験でも、ポートフォリオは作成すべきです。ポートフォリオはWebデザイナーのようなクリエイターが自分の実績をアピールするのに非常に大切なものです。

ポートフォリオは「作品」のイメージを持たれる方も多いかと思いますが、もともとの意味は、「書類入れ」という意味だそうです。


Webデザイナーのポートフォリオは紙、Webのどちらが良いのか?という意見も多いのですが、今の時代だとやはりWebで作成をすることが主流になっています。


Webのポートフォリオだと、URLを送るだけで、簡単に自分の作品を見てもらうことが出来ます。また、検索エンジンやSNSによって、自分のことを知るきっかけになったりします。

Webのポートフォリオはメリットがある反面、デメリットもあります。サーバー代やサイトの更新に時間がかかったり、紙のような迫力ある作品がスマホやPCでは表現できなかったりします。



Webデザイナー未経験者がポートフォリオで含むべき項目6つ

「Webデザイナー未経験だけど、ポートフォリオをどのように作成すれば良い?」このような疑問を持っている方に向けて、ここからは、ポートフォリオを作成する上で必要な、含むべき項目を6つ紹介していきたいと思います。

①目次

目次があることによって、どのようなことが書かれているのかが一目で分かります。全体的なポートフォリオの見やすさにも繋がります。Webや紙のポートフォリオのどちらにも目次はあった方が良いです。特にPDFや紙でポートフォリオを提出する際は、丁寧だと思われます。

②自分のプロフィール

ポートフォリオを作成するにあたって、自分のプロフィールを記載しておくことは、非常に重要です。ポートフォリオは自分のことを分かってもらう営業ツールなので、しっかり記載しておきましょう。プロフィールには、下記のような項目を記載しておくと良いです。

  • 名前

  • 生年月日

  • 顔写真

  • 過去の経歴

  • スキル

  • 持っている資格、使用出来るツール

  • 自分の強み、自己アピール

上記の内容は最低限記載しておくと、相手が自分のことを理解しやすくなります。


③作品

ポートフォリオで一番重要な部分が、「作品」の部分です。作品を紹介する際、下記の項目を記載するように意識すると、あなたの作品がより伝わりやすくなります。

  • 作品画像

  • 作品のタイトル

  • 作品の概要、説明

  • 作品の見どころ

  • 作成時のポイントやエピソード等

  • 作品の成果


ポートフォリオを作成して、自身の作品を紹介する際、上記の項目を最低限説明しておくと相手に自分の作品が伝わりやすいかと思います。


④自分のコンセプト、工夫したところ

ポートフォリオを作成する際、自分の作品のコンセプトや工夫したところを詳しく説明することによって、自分の作品の特徴が相手に伝わりやすくなります。

問題解決の為に工夫した施策、デザインをしていてこだわったところなど、しっかりとアピールしていくことで、自分の作品の魅力が相手に伝わりやすくなります。

⑤自分の作品がみれるURL

自分の作品がみれるURLも作っておいたほうが便利です。例えば、ワードなどのファイルでポートフォリオを作ってしまうと、相手がサクッと確認出来ないことがあります。それにファイルは立ち上げにも時間がかかってしまいます。


グーグルドキュメントなどでポートフォリオを作成すると、URLを相手に送るだけで、自分のポートフォリオを簡単に閲覧することができ、とても便利です。グーグルドキュメントは、共有という機能があり、自分のURLを送った相手が編集したり、閲覧できたりと制限出来るのも特徴です。


⑥問い合わせ項目

ポートフォリオにお問い合わせ項目の設置も忘れずにしておきましょう。ポートフォリオは自分の実績を表す場所でもありますが、それと同時に仕事を受注する場でもあります。

メールアドレスを記載するのみでも良いですが、コンタクトフォームなどを設置しておくことが多いです。コンタクトフォームで設置する場合、お名前、メールアドレス、お問い合わせ内容は最低限設置しておくようにすると分かりやすくなります。



Webデザイナー未経験者がチェックしておくとよいポートフォリオの例

Webデザイナー未経験者は、プロの作品を見ておくことで、自分のポートフォリオに活かすことが出来ます。色んな方の作品やポートフォリオを見ていき、自分がどのようなものを作ったらいいのかを見つけていきましょう。

ここからは、Webデザイナー未経験者がチェックしておくとよいポートフォリオの例を3つ紹介していきたいと思います。


①Choicely

Choicelyは、Webデザインや構成の参考にしたいWebサイトを集めるWebデザインギャラリーです。コーポレートサイトやブランドサイトなどの紹介をしており、コンテンツと美しいレイアウトが、Webデザイナ-初心者にも大変勉強になります。

Choicelyは、Webデザイン以外にもマーケティング企業や、マーケティングツール、メディア、Webサービスなどのマーケティング関連の情報を集めたデータベースになっています。

②Underline

Underlineとは、ヒアリングに基づいたプランに沿って、デザインを作成してくれるサイトです。Underlineのサービスの特徴は、ディレクション、デザイン、コーディングの3種類があります。

これまでに作成したWebサイトなどの紹介もあり、Webデザイナー初心者の方は是非見ておくと勉強になるかと思います。


③SANKOU!

SANKOU!は、「Webデザイン制作の参考になる国内のステキなサイト集」というキャッチフレーズで、Webサイトを運営しています。

日本の大手メーカーの資生堂などのWebサイトも掲載されており、WebサイトやLP(ランディングページ)、コンテンツページなどWebサイトの種類も幅広いです。


まとめ

Webデザイナー未経験でポートフォリオを作成する際、自分のプロフィールを詳しく記載したり、URLのみで送れるようにしておくと、とても効率よく営業や就職、転職活動を行うことが出来ます。

また、Webデザイナー初心者の方は上記で紹介した3つのサイトを見ておくことで、プロのWebデザインがどのようなものか、勉強することが出来ます。目を通すだけでも、勉強になること間違いないです。




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